この4月から社会人として新たなスタートを切った人達にお願いが有ります。
恐らくそろそろ『初月給』を手にするかと思われますが、
「ご両親に何かしてあげて下さい!」
何でも良いです。プレゼントするも良し、食事をご馳走するでも良し。
金額の問題では有りません。気持ちから生まれる行為が大切です。
何しろ、初月給というのは1度しか有りません。そう、チャンスは一度キリです。(学生時代のアルバイトとか細かい事は抜きにして)
ここまで育ててもらった事に対する感謝、そしてこれから社会人として歩んで行く決意、色々な意味が有ると思います。学生時代とは違う、社会人としての自分を見せ、親子の会話をしましょう。
ちなみに僕は食事に連れて行きました。もうかれこれ20年近く前になるかな(苦笑)。
しゃぶしゃぶをご馳走しました。今となってはその店も無くなってしまいましたが。
余談ですが、その約20年ほど前の新卒として入った4月は色々やらかしました。
まず、閉店後の片付けをしていて店の電動シャッターをブッ壊しました。ドアを開けたままシャッターを操作してしまい、クラッシュ。先輩と社長から滅茶苦茶怒られました。←当たり前です。
修理代の半額を負担する事に。当然万単位でしたが、全額と言われなかった社長の恩情に感謝。
それとは別に、先輩からゴミを出す様に言われポリバケツに入っていたゴミをゴミ置き場へ。その時にポリバケツの脇に置いてあったポリ袋も廃棄。そうしたらそのポリ袋の中に当時の店長の未使用のカットウィッグ(練習用のマネキンですね)が数個入っていたらしく、「アノ新人が捨てた!」と大騒ぎに。
ゴミ出しを指示した先輩が「俺の指示の出し方も悪かった」と庇ってくれたものの、ウィッグ代をその先輩と折半して弁償。先輩スミマセンでした。
給料が手渡しの会社でしたが、もらったばかりの初月給から謝罪をしながらお金が飛ぶ飛ぶ(苦笑)。
親もそれを知っていたので、ご馳走すると言った時には「気持ちだけでいいよ」と言っていましたが、弁償したりしたので逆に火が付いたみたいで「絶対食事に連れて行く!」とムキになったのを憶えています。
お陰で後輩が出来た時に「シャッター閉める時は気を付けろよ!」と気持ちの篭ったアドバイスを出来る様になりました。
新人として働き始めたばかりの時からある意味伝説的な失敗を続け、正直やって行けるか不安になりました。あれから20年近くになりますが未だに美容業界で仕事を続けれています。
社会人として新たなスタートを切った皆さんも、色々な悩みや苦しみを感じる局面にこれから多く直面するかと思います。
せっかく歩み始めた道ですから、逃げずに頑張って突き進んで下さい。良い事も必ず沢山有りますから!
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