大物芸人さんが事務所との契約解除を申し出て、引退するとかしないとか。
週刊誌が追い討ちをかけるようにスクープ記事(過去のだけどね)を何発か放ち、
いつの間にか大騒動に発展していました。
きっと最初に真実を問われたときに「嘘」をついてしまった結果なのだと思う。
本人も当初はここまでの話になるとは思っていなかったのではないだろうか。
実は「嘘」にまつわる話で思い当たることが割と最近あった。
以前、身近な存在だった人物(仮にAとしよう)から、
身内の人の業務に関する相談を受けた事があった。
自分が経験していることだったので包み隠さず答えられる範囲で話をした。
それからしばらくの期間を経て、「あの件、結局どうしたの?」とAに聞いた。
Aは「結局やめることにしました」と答えた。
Aの身内の話にもさほど興味を持っていなかったので、なんとも思っていなかったが、
期間が経過し、状況が色々と変わっていく中で、Aから別件の相談を受けることが多くなった。
視覚的に確認できるものは何かないかと、何となくネット検索してみたところ、
Aがやめることにしたと言っていた案件のページが、真っ先にネット検索で表示された。
「ほ~、」と思いながらみてみた。
つい最近始まったのではなく、割と以前から掲載されていたこと、
掲載されている内容が僕のやっていた事と酷似している部分が多かったこと、
Aが僕に何も言わず秘密裏にしていた事実などを見て、
「底の浅い人だな」とAに対してガッカリし、残念に思った瞬間だった。
日頃からのAのよそよそしい態度に対して、難しい人だなとは思っていたが、
「嘘」をついていたことで本当のことも言えなくなっていたのではないか?とも
僕なりに考えるようになった。嘘で嘘を塗り固めていくというパターンか。
ここに書いたのはほんの一部分の話だが、
おかげで何とも空気感の悪い時間を長く過ごさざるを得なかった。
何しろ、その案件について何も知らない体で居なければいけなかった訳で。
あの件だけ「嘘」をついたのか、ほぼほぼAの話が「嘘」だらけだったのか、
今さらそんなことはもうどうでもいい。知るつもりもまるでない。
ただ言えるのは、Aに対して何を言われても信じれない現状だけが残ったということだ。
信頼関係の崩壊である。残った時間はひたすら我慢するしかなかった。
どこでボタンの掛け違いがあったのかは分からない。
ただ、あの時「結局やめることにしました」ではなく、
「色々参考にさせてもらった上で、やることにしました」と言われていたら、
その後の空気感が大きく違うものになったのは間違いないと思う。
大物芸人さんの騒動も事務所の姿勢など色々言われてるが、改めて思った。
「嘘」はダメですよ。
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